【営業】日々のスケジュールの作り方

【営業】日々のスケジュールの作り方

営業をしていく中で、日々のスケジュールを作れていない人が散見されます。売り上げ目標に向け建設的な設計をするにも日々のスケジュールは大切です。私が心がけていることを共有します。

1.スケジュールは手書きで行う


よく会社の共有ツールのカレンダーにのみタスクや会議・アポの時間だけ書いており、時間単位での日々のスケジュールを書いていない人を散見しています。ある程度業務になれると陥りがちですが、日々より良い業務にむけた改善にあたってもスケジュールを就業前10分~30分に出社して手書きで書いていく習慣を身につけましょう。

①タスクの洗い出し~優先度付け
前日の帰り際に残ったタスクを書き出して置くとスケジュールの書き出しがスムーズです。
ここでのタスクは売上に直結するタスク(○○社に電話など)と長期的なタスク(○○業界の開拓手法。売上をより伸ばす手法)です。
自身の売り上げを上げに直結するタスクに対する時間(優先度A)を割り当て、次に長期的な取り組んでいったほうが良いと考えるタスク(優先度B)に時間を割けるように取り組みます。

②優先度A事項の処理 (日々のKPIから行動を2つに絞る)
優先度Aの事項に対しての時間を設計するときにKPIをもとに主行動を2つに絞ります。KPIは売上に向けた一番大事な指標であり、僕の場合は日々の商談設定数を置いていました。追うべき数字を1つにすることで達成へ意識の集中が高まりますし、最低限のKPIを達成すれば優先度Bに置いている業務に時間を割けるようになり好循環が生まれます。
次にKPIを達成するにあたっての主行動を2つに絞ります。なぜ2つかは人間が同時に処理できる情報や行動は2つか3つ程度であり、行動が多くなると脳の処理が散漫となり効率が落ちてしまうからです。私はKPIの達成に対しての主行動としては新規荷電(荷電数)と見込み顧客へのメール(DM数)を置いていました。なるべく難度が低く単純行動に落とし込んでいるものを短時間(30分は受話器を離さずとりあえず荷電をする)などとすることでスケジュールを効率的に回すことができます。

2.行動のサイクルを2回、3回転まわしで


単純行動に落とし込んだセットを午前、午後などで2回、3回とこまめに回していくと集中力を切らさず効率的に回すことができます。
荷電などは先方の不在などもあるため時間をおいて再度行うことはとても重要です。(※荷電が好きでない人とかで2時間くらいだらだらとかけて、すごく荷電しましたけどうまくいきませんでしたと上司に伝える営業も散見されるため、 当たり前のことですが書かさせていただきました。) メールチェック・返信。事務処理なども確認する時間をあらかじめ決めてその時に処理をするようにします。

3.時間を作り 優先度B(長期的な目標・タスク)に取りかかる


KPIの達成に向けた行動が固まれば残りの時間を長期的な目標・タスクに取り掛かる時間に割きましょう。
上司などから与えられているやってほしいという業務であれば叩き台を70%の成果物で期日より前に出すようにしたり、
自身で提案したいことがあれば1週間毎に分割した業務量で業務を行っていきましょう。

4.トラブルはすぐに処理、悩む時間を作らない。


スケジュール通り業務を行うためにもトラブルが発生した時の処理は重要です。私の場合は人材紹介を行っていたので内定後の辞退などが挙げられます。営業としては売上に響く報告を上司に上げづらいしなんとか事が収まらないかと思案したりしていましたが、結局のところ考えているのではなく、悩んでいたことのほうが多かったように感じます。自身の保身だったり、楽観視したという感情的な部分で心的な不安を抱えたまま業務を行うとかえってその後の業務の効率も悪くなってしまいより一層売り上げに響いた経験があります。
トラブルに対しては悩むのではなく考えて処理を行うこと。

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