【仕事】ネガティブOK、無理をしない感情を大切にするマインドセット

【仕事】ネガティブOK、無理をしない感情を大切にするマインドセット

仕事をしていく中で、日々数字に追われる中、自身の感情をすり潰して業務を行うのは長期的に大変です。「数字は人格」、営業として仕事をしている自分も売上げ数字意識する。。。それ以外にもクレームの対応なども含め「お客様第一」の中、不満などのはけ口がない。。。そんな状況で仕事をしていた中で、悪い雰囲気を出してしまい、周囲の仕事仲間から敬遠されてしまう経験がありました。
今回はそんな状況の中、感情面をケアするために取り込んだ事柄を共有します。

1.理解と同意を分ける

社会人としてプロでなければいけない。営業として顧客第一でないといけないなど、何かとポジティブな対応・反応を強いられる社風や環境で身を置いているとネガティブな発言をすること自体が良くないという雰囲気で、感情を押し殺してしまう、もしくは周囲の人たちの意見や感情を逆に押し殺しているというケースがよく見受けられます。たとえ自分の考えや相手の考えに同意が出来なくても「そういう考えもあるんだ。」、「そういった感情であったんだね。」と理解をするように試みるだけでも心の健康に大きく助けになります。

2.チャックイン。今の状態を分かち合う

チェックインとは、ミーティングの前などに、今気になっていることや感じていることを簡単に分かち合うことです。
私の勤めていた会社は社風的に上昇志向が好まれる雰囲気でなかなかネガティブな発言を公に言えないかたちでしたが、悩んでいる後輩などとのミーティングの時は自分から最初に「返金の事案がさっきメールで来てどうしよう。。。不安」などと切り出して感情の吐き出しがしやすいように試みておりました。効果として後輩も悩みを言いやすくなった以外にも自分も感情の整理ができ、問題に対して建設的に解決する姿勢に意識がすぐに向くようになりました。


感情面を共有、理解することは安定的に行動量を担保し、結果を出し続けることにおいても大切なことだと「ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力」(著者:塩田元規)を読み気づかされました。私はベンチャー企業が出版した本は目を通すようにしておりますが、この本は著者の生い立ちから創業期~拡大期における会社組織の変化、社員の感情の変化、著者の心の変化に対して詳細に書かれております。一般的な上場成功体験の自己啓発本ではない、飾り気のない文体で書かれておりますので一会社員としても取り入れていきたい考え方だと思います。



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