非公開求人とは? 賢い探し方3手順! 元転職エージェントが教えます!

転職エージェントなどの勧誘でよく見かける非公開求人。

 
素朴な疑問

そもそもほんとにあるの? 

メリットデメリットは?

 

ここでは、非公開求人のメリット・デメリットから

賢い探し方について説明をします!

 

 

 

この記事の信憑性

記事を書いた人: やややん

人材紹介会社で法人担当 個人担当として5年経験。
自身も異業種の転職を2回経験。

この記事はこんな方にオススメ!

漠然といいところがあったらと求人をさがしている

転職の軸がまだ定まっていない情報収集段階

初めての転職で求人の見落としがないようにしたい

この記事では、求人を探し始めようとしているあなたに

  • 非公開求人の種類とメリット・デメリット
  • 非公開求人の探し方の手順

を分かりやすく説明していきます。

非公開求人の3つの種類。どんな非公開求人があるの?

非公開求人については直接的なヘッドハンティングを除くと

一般的に触れる機会があるのは図のような3つのパターンが考えられます。

それぞれについて順を追って説明していきます!

企業スカウト型の非公開求人

企業スカウト型の求人については、

企業が求人サイトに登録している方に直接スカウトメール等を送るものです。

求人サイトのDoda、リクナビNEXTでも

企業からスカウトメールが届きますが、

ダイレクトリクルーティングに力を入れているサイトはビズリーチです。

ビズリーチはハイクラス向けの求人、求職者登録制が特徴ということもあり、

管理職求人や、新規事業にあたる即戦力を求める求人が多い傾向です。

 
素朴な疑問
管理職経験がなかったり、高年収じゃない人でもスカウトを企業からもらうやり方はないの?

 確かに、20代、30代ですと管理職経験がなかったりしますよね!

その場合は、企業広報SNSである「Wantedly」に登録してみるのも手です。

Wantedlyは主にIT業界やベンチャーの企業が採用広報に

使っているSNSですが、最近は大手企業も取り入れているところがあります。

プロフィールを埋めて、やりたい事や実績を記入していると

企業からカジュアル面談や面接のオファーが来ます。

非公開求人の内容としては新規事業の立ち上げや、緊急でない採用初期段階の求人などが多い傾向です。

特化エージェント型の非公開求人

特化エージェントとは業界や職種に特化した転職エージェントを指します。

例えば:IT業界特化やエンジニア職特化、経理職特化エージェントが該当します

特化エージェントも大手エージェントや企業のスカウトのような

管理職求人や大手・有力企業の非公開求人を持っているケースもありますが、

大きな特徴の一つとして言えるのは、

ポジションサーチをして新たに求人を作る可能性がある点です。

特化エージェント型がポジションサーチができる背景としては

法人担当がキャリアアドバイザーとして求職者の対応をしている場合が多く、

自身の担当している企業の事業状況なども見て、企業にポジションの提案を

してくれる可能性があるからです。

大手エージェント型の非公開求人

リクルートエージェント、dodaエージェントに代表される 大手エージェントは

求職者の獲得能力が高く、大手や有名企業からの信頼が厚いです。

そのため、一般応募を募ると応募者が殺到してしまうような

大手企業や有名企業の求人の一部は非公開求人として大手エージェントに

任せているケースがあります。

非公開求人の背景まとめ

以上非公開求人の大まかな3つの方について説明させていただきました。

下の図は非公開求人の内容と非公開である理由の背景についてまとめた

ものです。一つの目安としてご参考にして下さい。

非公開求人のメリット・デメリット

ここでは、非公開求人のメリットとデメリットについて説明をします。

非公開求人のメリット

・大手や有力企業などの求人がある

・新規事業や新しいポジションとキャリアの幅が広がる可能性がある

まだまだ、ダイレクトリクルートティングが浸透していない日本では

大手企業や有力企業の求人だったりを知るためにエージェント利用も手です!

非公開求人のデメリット。

非公開求人には魅力的な求人がある一方でデメリットもあります。

  • 採用倍率が高い
  • 具体的に採用時期が決まっていないポジションで募集自体がなくなる

採用倍率が高い理由

・大手企業ということで非公開求人と絞っていても応募者が多い
・転職での求人だと枠自体が数名と少ないものが多い

採用倍率が高いことへの対策

転職エージェントに面接対策などをしてもらったり、情報を教えてもらう

人気の企業への内定についてはこれまでの面接概要だったり、傾向についての

情報を転職エージェントからもらうようにして対策していきましょう!

具体的に採用時期が決まっていないポジションで募集自体がなくなる事の対策

自分の転職時期、入社可能時期を明確にする

新規ポジションで企業側の採用要件がまだ固まっていないといった

求職者事由でない場合もありますが、出来る対策としては

自分の転職時期、入社可能時期を明確にすることが挙げられます。

自身の転職時期を明確にすると次の事が避けられます。

企業側も求職者側も双方の時期が未定で話がすすまないケース。

 
例え話
今度飯食べよう。って口約束しても具体的にいつってのを決めないと
なかなか予定も立たず、話が流れてしまいますよね。
 

緊急でない採用ポジションの場合も同じケースが考えられます。

非公開求人の探し方の手順

ここでは、非公開求人の探し方の手順について説明します。

  • 手順1.業界等の情報収集をする
  • 手順2.時期未定ならダイレクトリクルートを取り入れる
  • 手順3.転職軸が固まったらエージェントに登録してみる

手順1 まずはリクナビネクスト DODAに登録してみる

情報の収集を始めてみるには、まずは大手求人サイトに登録をしてみましょう。

なかには提携エージェントから非公開求人のスカウトが来たりもします。

興味のある業界にどんなものがあるのかを見てみる。

特化エージェントからの非公開求人スカウトもあるので参考にしてみましょう。

手順2 ダイレクトリクルートを取り入れる

転職時期未定などの初期段階ならダイレクトリクルートも

取り入れてみましょう。

先ほど伝えた、Wantedlyなどを通した企業スカウトの場合、

最初はカジュアル面談といって、面接ではなく

事業内容や仕事内容を聞ける機会があります。

転職軸が定まっていない、異業種転職でよくわからないといった方に

最初の転職検討段階で取り入れるのはオススメです。

注意点

ダイレクトリクルート(企業採用担当からのスカウト)の場合、
先方も詳しい経歴が分からないなかでスカウトを送っている
ケースもあるので、ミスマッチを防ぐためにも
登録情報に自身の社名まで記入する必要はないですが
やってきた業務内容や実績は書ける範囲で書いていた方がいいです。

 

手順3 転職時期が固まったら転職エージェントに登録する

具体的に転職時期や転職軸が固まったら転職エージェントに登録をしてみて

動き出しましょう!

転職時期が未定でもキャリアコンサルタントに相談することは参考になりますが

求人の募集期間なども考えるとある程度、

転職3ヶ月以内など時期を固めた方が動きやすいです。

・総合系転職エージェント

若干取り扱う求人が異なるケースもありますので、こちらの2社は合わせて

登録をすることをオススメします。

・リクルートエージェント

・dodaエージェント

・業界特化系転職エージェント

ベンチャー企業に興味がある、事業内容や仕事内容をこだわりたい

といった場合は大手2社+1~2社ほど業界特化エージェントに登録しましょう

ポジションサーチの機会や、無名有力企業の発見の可能性があります。

非公開求人の探し方まとめ

転職は「もしかしたらまだ他にも良い求人があるかも」と

なかなか最初は踏み出しづらいものですよね。

  • まずは、情報収集で求人サイト登録。
  • そのあとはカジュアル面談などスカウトを利用。
  • 転職時期が決まったら転職エージェント登録。

といった3つの流れが非公開求人に満遍なく触れることができて

納得のいく転職活動になる可能性が上がります。

より良い転職になれたら嬉しいです!

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